有機化学 その1 アルケンの求電子的付加反応について
こんにちは!
本日も、はりきって参ります!
コロナ収まりませんね…
感染者も減ることがなく最近は死亡者数がどんどん増えていってます…
自分の地域でも小中高の開始が5月末になるなど
緊急事態宣言もほんとに6日に解除されるのか不安なところです。
さて、初投稿から数日が経ってしまいましたが…
正直に言います!
サボってました…(笑)
あ、勉強はしてましたよ!
投稿を、ってことです。。。
この3日間、1日1単元を目標に、有機化学の勉強を進めていきました。
まずは1日目ということで
テーマは「アルケン」です。
不飽和炭化水素ですね。
こちらの反応性をまとめました。
![f:id:ORONUSUTA:20200426060243j:plain f:id:ORONUSUTA:20200426060243j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/O/ORONUSUTA/20200426/20200426060243.jpg)
![f:id:ORONUSUTA:20200426060447j:plain f:id:ORONUSUTA:20200426060447j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/O/ORONUSUTA/20200426/20200426060447.jpg)
アルケンは基本的に求電子的付加反応をうけます。
アルケンは二重結合において電子を多く持っているので求核剤(電子を他にあげる)として働きます。
この付加反応は、どれもほとんど同じ仕組みです。
1.アルケンの片方の炭素へ求電子剤が付加
2.もう片方の炭素へ求核剤が付加
これだけです。
反応の結果、二重結合を形成していたsp2炭素はπ結合が切れ
sp3炭素となります。
(sp2炭素とsp3炭素については別の記事で説明しますね♪)
次に、これからアルケンの反応性について説明していく中で
必ず考えなければならない
カルボカチオンの安定性について説明していきたいと思います。
簡潔にいうと、
正電荷をもつ炭素上にたくさんアルキル置換基がついていればついているほど安定!
だいたいこの考え方で行けるはずです。。。
では、なぜ、アルキル置換基が多くついていればいるほど安定化というと
正電荷をもつ炭素に結合したアルキル置換基がその正電荷の密度を減らすからです。
まあ何言ってるかわからないかもしれませんが、
とにかくアルキル置換基が多いほど安定ということだけ覚えておけばOKです!
この安定性というのはアルケンの反応を考えるうえで
必ず必要となる考え方なので
次の記事からはこの安定性の考え方を踏まえたうえで
各反応について詳しく見ていきます。